
2007年7月に発売されたsmc PENTAX-DA 50-135mm F2.8 ED IF SDMは、ペンタックスの新しいデジタル専用レンズとして超音波モーターを内蔵した、革新的なレンズシリーズの第一弾です。同社のDAレンズシリーズの上位モデルとなり、発売当初は生産が追い付かなくなるほどの爆発的な人気を誇りました。
35ミリ判換算で76.5~207mm相当という望遠ズームレンズで、風景やポートレートなどさまざまなシーンの撮影に対応。
開放絞り値は全域でF2.8と明るく、9枚の絞り羽も合わさって豊かなボケ味を表現しています。
マウントシステムはKマウントのKAF2で、ペンタックスのデジタル一眼レフのほぼすべてに対応が可能です。
レンズ内部にAFモーターが搭載されており、KAF2マウントに対応したボディであれば、レンズ内のAFモーターでAF動作を行います。
もちろんMFでの操作も可能で、AF合焦後にピントリングを回すことでMFに移行が可能なクイックシフトフォーカスシステムが採用されています。
そのほかにも従来のレンズでは実現していなかった防塵・防滴性能や逆光下でもクリアで抜けの良い描写が可能なゴーストレスコートなど、大きな進化を遂げたsmc PENTAX-DA 50-135mm F2.8 ED IF SDMは、ペンタックスユーザーが待ち望んだデジタル時代の新星ともいえるレンズです。