Tele-Apotessar T* CF 500mm F8は、1980年代に製造されたCarl Zeissのレンズです。
HasslebladのVシステムに対応し、ピント合わせはマニュアルフォーカスのみとなっています。
レンズの全長は約33cmですが、その重量は1.8kgと見た目ほどの重さはありません。
インナーフォーカスのシステムが採用されており、フォーカスリングを動作させてもレンズの長さが伸び縮みすることのない点も、その操作性の向上に一役買っています。
超望遠ともいえる500mmの画角では圧縮効果が大きくはたらき、迫力のある絵を作り出すことができます。
レンズ構成にはCarl Zeiss独自の特殊分散ガラスが使用され、従来までの望遠レンズの課題であった周辺の画質低下や色収差の補正が可能となりました。
さらには、絞り込んでも甘くなりすぎず、シャープな像をとらえることができます。
その卓越した描写力は、さすが世界のCarl Zeiss設計といえるでしょう。
スポーツや動物をはじめ、風景や人物など、あらゆる被写体にズームし、正確にとらえることができるレンズです。