Carl Zeissは日本の企業と共同でいくつものレンズを作成しています。
Vario-Sonnarシリーズもその一つで、日本のカメラメーカーヤシカと共同で開発したコンタックスの純正レンズとなります。
コンタックスはその後、ヤシカを傘下に収めた京セラのブランドとなりましたが、新しいモデルも開発され、Vario-Sonnarシリーズも新しいレンズが増えていきました。
Vario-Sonnar T* 35-135mm F3.3-4.5 MMJのレンズ構成は15枚16群で、フォーカスはMF対応です。
焦点距離は35~135mmとたいへん長く、望遠ズームレンズに分類されます。
マクロ機能も搭載しているため、遠くの物を拡大して撮影する場面に役立ちます。
山歩きで見かけた鳥を、アップで撮るといった使い方もできます。
Vario-Sonnarの MMレンズのため、AEレンズのころからあったマニュアルモード、絞り優先モードに加えてプログラムモードとシャッター優先モードが追加されて機能性がアップしています。
AEレンズと見分けるポイントは、レンズの最小絞り値の数字です。
色が緑だとMMレンズで、白だとAEレンズになります。
型番のJは日本で作られたことを意味しており、筒の側面部分にもmade in Japanと記されています。
マクロモードを搭載した望遠ズームのため、遠くの物を近くに引き寄せるかのように写真を仕上げられます。