
Carl ZeissはSONYから販売されているαシリーズ用にVario-Sonnar T*レンズを開発しています。
SONYのαレンズとも呼ばれるレンズ群は、レンズが発売された年代に関わらず、SONYのAマウントカメラならオートフォーカス機能と手ブレ補正機能が、特別な追加なしでそのまま使えます。
操作性が高いこともあり、Aマウントカメラはロングセラー商品となっています。Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMも、その1つになります。
2008年に発売されたVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMのレンズ構成は13群14枚で、フォーカスはAFに対応。
焦点距離は24~70mmのため、標準ズームレンズになります。
中距離から被写体の全景を撮るのを得意としており、風景や街並みなどを捉えるのに役立ちます。
大口径レンズのため、明かりを取りこみやすく、薄暗い時間帯でも使いやすくなっています。
型番にあるT*とは、Carl Zeissのコーティングを表しています。
80年前に誕生したマルチコーティングによって、低い光量の条件下でも高い性能を発揮します。
Aマウントを採用しているため、SONYのαシリーズ以外にも、ミノルタ・コニカミノルタ製αマウントシステムのカメラにも対応します。
2015年に後継機が販売されましたが、性能に大きな差はなく、十分実用に耐えうる高性能なレンズとなっています。