
Carl Zeissのレンズ Planar T* 100mm F2 MMGは、MMG式の単焦点MFレンズとして、1986年に誕生しました。
それまではAEG方式だったものに対して、MMGによって劇的な変化を遂げました。
MMGはMM型のドイツ製レンズという意味合いであり、AEは絞りの最大F値の数値がホワイトであったのに対し、MMは絞りの最大F値の数値がグリーンとなっています。
あまり大きな変化ではないように見えて、使い勝手には大きな違いもあるため、中古市場ではMMGタイプが人気となっています。
レンズ構成は5群6枚で焦点距離は100mm、最短撮影距離は1 mとなっています。
画角は24°と広く、幅広い範囲をカバーできます。70×84 mmで重量670gとコンパクトなサイズ感もあり、女性でも扱いやすいでしょう。
Contax Y/Cマウントに搭載することができるレンズであり、CONTAXのヴィンテージカメラとの相性が抜群に良いです。
ボケを美しく表現できるレンズであり、解像感としては少しマイルドで1絞り絞るだけで十分な解像度を確保できます。
特に、ポートレート撮影する上では最高のレンズといっても過言ではありません。
操作性も素晴らしく、入門者でも使いこなしやすいレンズです。