Carl Zeissのレンズ Mirotar T* 500mm F8は、2枚の反射鏡とレンズ系を高いレベルで取り入れた反射屈折光学系裏面反射鏡が印象的なMFレンズとして、2002年に発売されました。
レンズタイプは単焦点で、4群6枚のレンズ構成となっています。
焦点距離は500mmととても広く、望遠レンズとして高い性能を持つだけでなく、画角も4°と十分なパフォーマンスを発揮できます。
補正光学系と明るさF8というスペックによって、素晴らしい結像性能を持ちます。
最短撮影距離は3.5mと接写撮影には向いていませんが、フィルター径が82mmで88×114 mmの手ごろなサイズ感です。
また、重量も795gと望遠レンズとして軽量な点も評価できます。
専用収納袋が付属し、レンズキャップもあるので保管しやすさも好感が持てます。
ピント合わせしやすいように本体に適度な凸凹を取り付けており、シャッターチャンスを逃すことなく撮影が行えます。
Y/CマウントでContaxのカメラに装着可能で、カメラ本体との融合したデザインは秀逸です。
レンズ自体もスタイリッシュで、コレクターにも人気です。
風景だけでなくスポーツシーンの撮影にも適した万能レンズとしておすすめできます。