1960年代後半にごくわずかに生産されたといわれている、Distagon 24mm F2はスカッと抜けるような描写とコントラストの高さが特徴のレンズです。
Distagon 24mm F2は、ごくわずかしかない生産台数だったため中古市場で出回ることはほとんどありません。
そのため、稀に出品されても高額で取り引きされているレアなレンズです。
マウントはアリフレックスマウント。
Distagon 24mm F2は、MFであることから自分でピントを決め好きなタイミングでシャッターを切ることができます。
色ノリは驚くほど濃厚で、立体感のある描写ができるのはCarl Zeissのレンズだからといえるでしょう。
特に光と影の表現が繊細で朝焼けや夕焼けなど、グラデーションのある風景を写し出すのには最適です。
フレームの中に世界観をそのまま凝縮できる、シャープさと高いコントラストで描写力のある写真が写し出されます。
撮影を重ねる度に、撮影する面白さやレンズの奥深さに気づかせてくれるDistagon 24mm F2は、レンズ好きには堪らない1本です。
発売から数十年以上経過しているものの、クラッシクレンズということを忘れさせる描写力の高さに魅了されるだけでなく、その美しさにより一層レンズ沼に陥ること間違いなしといえます。
Distagon 24mm F2はオールドレンズファンだけでなく、プロの写真家までも虜にさせる幻の1本といえるでしょう。