
Biotar 75mm F1.5 M42は1930年代から約30年間、Carl Zeissにより製造された中望遠レンズです。
マウントはユニバーサルマウントの代表格であるM42マウントになります。
国産ではアサヒペンタックスをはじめ、ライカやフォクトレンダーなど多くの一眼レフ機にマウントでき、アダプターを取り付ければソニーのα7シリーズなどミラーレス一眼にも装着が可能。
中古カメラ市場でも希少価値が高く、くせの強いレンズであることからファンが多い商品になります。
Biotarといえばいわゆる「グルグルぼけ」の独特なボケを生み出すレンズとして有名です。
F1.5の超明るい開放値で撮影した写真の背景にはこの独特なボケが出来るため、ファンの間では好んでこのぼかしを楽しむ人もいます。
ボケだけでなくクリアで鮮明に写る描写力を備えていることでも有名なレンズ。
焦点を当てた被写体は、きりっとシャープな線で描かれ、隅々までよく写る再現力は驚きです。
色味は柔らかく暖かい色彩を生み出す特長があり、特にポートレートでは肌の色を鮮明に描写してくれます。
風景撮影やスナップでもまた違ったポテンシャルを発揮し、現代レンズであるかのような解像度の高い締まりある写真をつくります。
人気が高いBiotar 75mm F1.5 M42は、高価買取額に期待が持てる一本です。