Apo-Sonnar T* 200mm F2 MMJは1990年代に京セラが発売したCarl Zeiss銘の望遠レンズです。
正面から見た大口径のレンズは中まで見通せるほどクリアで美しく、少し黄色味がかったコーティングに高級感が感じられます。
マウントはY/Cマウントであり、ヤシカと京セラ製のCONTAXシリーズに対応。
9群11枚ものガラスで構成されたレンズですが、太陽を表すSonnarの名の通り非常に明るいレンズであることが特徴になります。
開放値F2という驚異の明るさから、通常の望遠レンズに比べ光量が少ない環境でもシャッタースピードの低下やISO感度のアップといった操作をしなくて済む場合が増えるでしょう。
妥協による表現の変化や画質の低下などを回避できるため、レンズの明るさのメリットはかなり大きいと言えます。
超低分散ガラスを使用しているため色収差を低減し、にじみの無い明るく鮮明な色味を再現します。
6層前後のティースターコーティングにより高性能な乱反射防止効果とリアルな色彩の再現力向上により、写真をより美しくキレイに仕立てます。
MMレンズであるため絞り優先AEや、プログラムAEに対応する優れた一本。
ドイツの最高級レンズがリーズナブルな価格で楽しめる望遠レンズは、カメラファンに非常に人気のある商品です。