
1998年に登場した大口中望遠レンズのアポ・ズミクロンM f2.0/90mm ASPH. ブラックは、5群5枚のレンズ構成です。
スライド式のレンズ・フードを装備しており、ロック機構はありませんが、中望遠レンズには珍しい非球面レンズを採用していますので、シャープな描写やボケ描写も綺麗に写します。
また、開放F値がF2と明るく、画面の隅々まで高鮮明・高解像に描写が可能です。
コントラストもよく、ファインダー越しに見える被写体は明るいので薄暗い場所でも安心して撮影できます。
Leica M-Systemシリーズのライブビューを備えたカメラを使用した場合、アポ・ズミクロンM f2.0/90mm ASPH. ブラックの真価を発揮しやすく、玉ボケなどの調節もライブビューを見ながらであればカメラを長年使い込んでいなくても扱いやすくなります。
カメラブレを抑えることもできるので、ポートレート等には最適です。
自然なアウトフォーカス描写も可能となり、ボケ味もうるさくならずやわらかい印象を与える写真になります。
この1本で多様な撮影が可能となり、プロカメラマンはもちろんのことLeica初心者でも満足度の高い写真を撮影でるとあって、幅広い層にニーズの高いレンズです。