パッと見た目は35mm判の一眼レフカメラに見えますが、FUJIFILM GA645は645判の120フィルムを使う中判フィルムカメラです。
世界初のオートフォーカスを搭載した中判カメラとしても有名で、露出やフィルム送りなどもオートで行うことができ全自動化されたコンパクトカメラにも似た使用感を持ったカメラです。
一眼レフライクな見た目ですが、レンズは交換式ではなく固定レンズです。
GA645の場合は60mm F4のレンズが搭載され、35mm判換算で37mmの焦点距離となります。
広角と標準レンズの間くらいの焦点距離なので、風景はもちろんポートレートやスナップなどにも使える便利なレンズです。
撮影モードにはプログラムAEと絞り優先AE、マニュアル撮影の3モードを搭載。
プログラムAEですべてカメラ任せにして撮影することもできますし、完全マニュアルで自分で設定して好みの撮影をすることも可能です。
FUJIFILM GA645は、普通のカメラユーザーにはハードルの高い中判フィルムを簡単に扱えるようにしたカメラ。
フィルムサイズが違うだけで中身は実質的に初心者でも扱える革命的なカメラでした。