Canonの最高技術を集めて作られたF-1の後継機として誕生したカメラにつけられた名前が『New F-1』です。
F-2ではなく、あくまでも新しくなったF-1というスタンスを大切にしたCanonでは、New F-1にもそのこだわりを見せています。
35mmフォーカルプレーンシャッター式の一眼レフレックスカメラでシャッター幕にはチタンを使用。
シャッター速度も1/90から1/2000まで対応、機械式と電子式を併せ持つハイブリッドシャッターの搭載で万が一電池が切れても自動で機械式に切り替わるプロ向けの堅牢で信頼性の高い設計。
露出モードにはAEプリズムファインダーの装着で絞り優先AEの使用が可能になり、AEパワーワインダーFNまたはAEモータードライブFNの装着でシャッター優先AEの使用ができるようになります。
プロカメラマンに愛用されてきたF-1は、あくまでもプロ機であったことからAEの搭載には反発がありました。
それを、アクセサリーで自由にカスタムすることで実現させたのがNew F-1です。
New F-1はNikonのF3とその時代を争った国内二大メーカーCanonの名機であり、現在でもクラッシックカメラファン憧れの人気機種です。