2011年にPENTAXによって発売されたsmc PENTAX-D FA645 25mm F4 AL IF SDM AWは、PENTAXの645マウントシリーズ用の超広角単焦点レンズです。
645マウントに対応しているためPENTAXのデジタル一眼レフの645Dや645Zをはじめ、中判フィルムカメラのPENTAX645シリーズでの使用が可能です。
このレンズはデジタル撮影を特に意識して開発されており、レンズ構成は8群12枚で、そのうちの2枚に非球面レンズが採用されています。
そして、独自のエアロ・ブラスト・コーティングをはじめ最新の光学技術を投入することによって、超広角の画角を持ちながら、諸収差を抑えた美しい描写を可能としています。
機能面でもAF・MFを瞬時に切り替えることができるクイックシフトフォーカスシステムやインナーフォーカス、アルミ削り出しのボディによる高い剛性と防塵・防滴性能など高い機能性と操作性を備えています。
また、レンズにはSuper Protectコーティングが施されているため、汚れに強くメンテナンスがしやすいという点もこのレンズの魅力のひとつです。
645シリーズのレンズで最大の画角を誇るsmc PENTAX-D FA645 25mm F4 AL IF SDM AWは、前玉が出っ張っているため保護フィルターなどのアクセサリーが装着できないという欠点がありますが、それを補って余りある高い操作性と表現力が魅力の逸品と呼べるレンズです。