
Carl Zeiss Sonnar T* C 250mm F5.6 superachromatは、スウェーデンの老舗カメラメーカーであるハッセルブラッド社の交換用望遠レンズです。
このレンズは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の要望により設計、開発されたレンズとして有名です。
初期型であるCレンズは月面撮影に使用されたものとほぼ同じ構成だとも言われています。
レンズの特徴として、色収差の補正が高次元で達成されています。
これは望遠レンズを選び、使う際にはかなり重要な機能です。
望遠で風景撮影を楽しむ際に気になる事として色収差があります。
これは風景撮影の中でも特に、朝焼けや夕焼けなど色のコントラストが強いときに違いが大きくでます。
Carl zeiss 250mm F5.6は、高い次元での色収差の補正、そして高彩度部分の表現力が高いレンズだとされています。
カール・ツァイスが生み出したTコーティングも施され、耐久性も抜群です。
また、マットな艶消し黒の風合いは、高級感もあります。
高スペックなレンズだけに市場に良い状態のレンズがなかなか出回らない事と、それに伴い相場が高騰している事がネックではありますが、望遠レンズとしての機能、スペックは高評価されるだけの価値があるレンズです。