コシナは日本の長野県に本社を置く、光学精密機器や電子関連機器、レンズの開発・設計を行っている会社です。
社名のコシナは、社長の出身である中野市大字越(越「コシ」+中野「ナ」)に由来すると言われています。
設立は1959年に「株式会社ニコー」として創業されました。
始めは自社一眼レフカメラとしての知名度はありませんでしたが、他社へのOEM供給などを経て実績を作ってきました。
1999年にはプルス・フォトとリング・フォトからドイツの老舗光学機器メーカーである「フォクトレンダー」の商標の使用権を獲得ました。
そこから、ライカMシリーズとレンズマウントの互換性を持ったレンジファインダーカメラや、カール・ツァイスと共同開発した「ツァイス・イコン」を発売し、一気にカメラメーカーとしての知名度を上げてきました。
レンジファインダー用レンズを購入する方におすすめなのが、コシナ・ファクトレンダーのレンズです。
LマウントやMマウントのレンズは中古価格の相場も高いものが多いのですが、コシナ・ファクトレンダーのレンズは相場価格が低めなものが多いのが特長です。
製造も1999年から始まっており、比較的新しい技術のため、描写が非常に現代的です。
それでいてカメラファンの好みを熟知した設計が行われており、レンズのクセや味わいも深く魅力的です。
これからレンジファインダーのフィルムカメラを始めたい方には、おすすめのレンズメーカーです。