
Distagon T* 15mm F2.8 ZF.2は2013年にCarl Zeissが発売した超広角レンズです。
NikonのFマウント(CPU付NikonAi-Sマウント)に対応しているため、カメラボディ側での絞り優先AEやプログラムAEなどの制御が可能。
大口径で付属された花形のフードが特徴であり、大きめのサイズのわりには730gと軽量化されたつくりになっています。
12群15枚ものレンズを重ねていますが、開放値は驚きのF2.8と明るいため、近接撮影時には自然なボケも楽しめます。
2枚の非球面レンズを使用しているため収差を大きく補正し、画像周辺にありがちなゆがみや解像度の低下を防ぎます。
フローティング機構により画質をより向上させていますが、特に近接撮影時の解像度低下を防ぎ、全撮影距離において均一的な描写力を発揮。
異常分散ガラスを使用したレンズ構成で、色のにじみを防ぎ鮮やかな色彩を再現します。
6層前後の高い技術によるティースターコーディングで表面反射を抑え、隅々まで画質を破綻させることなくコントラストの高い写真を描写。
画面全体を非常にシャープな線で描く本レンズは、締まりあるパンフォーカスで写す風景撮影で特に威力を発揮するでしょう。
ドイツの最高峰レンズメーカーが製造する超広角レンズは、国内でシェアも広いNikonユーザーに大変人気のある商品です。