
1996年に発売したHasselblad 503CWは、500Cシリーズから続いてきたなかでも最高峰と名高いカメラです。
2013年に製造は終了していますが、中古でもその人気は衰えることがありません。
レンズシャッターはそのままに、カール・ツァイスレンズの使用も可能でオールドレンズの取り付けも可能です。
過去に発売された500Cなどにもフィルムマガジンは互換性があり、使い勝手のよいカメラです。
シャッターは、やわらかなソフトタッチでの撮影が可能なソフトレリーズボタンを採用しています。
ボディには503CWとバッジがありますが、その前にスターマークが付いているのはシュリロトレーディングカンパニーがHasselbladの日本の輸入代理店だった頃に販売された国内正規販売の印となっています。
比較的新しいHasselblad 503CWは、中古市場でも高値で取り引きされている傾向です。
クラシックカメラファンは500Cと迷うことも多い503CWですが、500C シリーズと大きく異なる点は、503CWはワインダーの取り付けが可能ということです。
ワインダーを取り付けるけることで中判カメラのサイズ感はそのままに、高画質で連続撮影が可能となりました。
それにより、逃したくない一瞬も取り逃すことがありません。
プロの写真家にも根強く人気のあるHasselblad 503CWは、人気の1台です。