
望遠系で汎用性の高いレンズを探しているなら「AI AF-S Zoom NIKKOR ED 80-200mm F2.8D」が良い選択肢となるでしょう。
これは1998年に生まれたNikon初のSWM付き大口径望遠レンズで、ほかの同社製レンズと同じくFマウント系となっています。
そのため、同社の一眼レフカメラのほか、富士フィルムやフェニックス、コダックといった一眼レフカメラに取り付けることも可能です。
本レンズの特筆すべきところはデジタル画質を意識して作られており、表現力が高く細部まできちんと描写してくれる点です。
ちょうど同社のデジタル一眼レフカメラ「D1」が開発されている最中に生まれたレンズなので、基本的にデジタルカメラとの相性は抜群といえます。
フォーカスはAFとMFのどちらにも対応しており、写真をはじめたばかりの人や撮影に失敗したくない人にもおすすめできる逸品です。
焦点距離が80-200ミリで画角が30〜12度、最短撮影距離が1.5メートルと、望遠系とはいえ意外と近くの被写体も写せるので、このレンズが一本あればポートレートから風景、スポーツ写真など幅広くカバーできます。
重量が1580グラムほどあるのでスナップショットにはあまり向きませんが、三脚を構えてじっくりと撮影したいときには、この名レンズが大いに役立つはずです。